学校長あいさつ

幸せを創る力の育成

~自他の幸せを考えと周りの幸せに気付く力を付ける~

校長 鹿児島 徹

 令和7年度は新入生10名を迎えて、児童数59名でスタートしました。本校の教育目標は「幸せを創る力の育成」です。児童が生涯にわたって幸せな人生を歩めるよう教職員一丸となって児童の健全育成に全力を注いでまいります。

 特に今年度は「自他ともに幸せとなるようにする」と「幸せに気付く力を付ける」を重点目標に掲げていきます。「自分だけ幸せでよいのか」を常に自問自答し、自分が幸せになるために、学力や体力を向上させるのは当然のことながら広く自分の周りに目を向けて困っている友達や困っている周りの人がいないかどうか考えて、自分に何ができるのか考えられるようにします。自国第一主義や〇〇ファーストなど言われる世の中であり、子供たちもその波に常にさらされています。そのような中で、「みんなが幸せになるためには」という視点を常に持てる児童を育成してまいります。また、幸せを創るためには「幸せ」について気付くことが大切です。自分の身の回りには多くの幸せがあるということに気付き、これを大切にすることが幸せ創りの土台になると考えます。気付きのためにも多くの経験をしてさらに自分を高めることが重要です。「幸せに気付く力」を高められるよう支援・指導してまいります。

 栢間小学校はコミュニティ・スクールであり「地域とともにある学校」として、この栢間地区の中心的な文化的・精神的な拠点としての役割を果たしていきます。久喜で一番小さな学校ですが、栢間地区を盛り上げることについてはどの学校にも負けない自負があります。保護者の皆様、地域の皆様の変わらぬ御支援・御協力をお願い申し上げます。